満員電車のおじさん

東京に出てきて数年

未だに満員電車には慣れない、というか一生慣れることはないのだと思う。

体験したことがある人も多いと思うが、平気で人を押し、突き飛ばし、睨みつけ、舌打ちをする。人ごみに紛れてるのをいいことに殴る蹴るをする人もいる。

 

どうしたんだろう。

 

なにがあったら平気で赤の他人にそういうことができるんだろう。

 

電車や駅ではそういうことが許されていると思っているのだとしたらなぜそう思うようになったのだろう。

 

私の経験ではそういうことをしてくるのは年上の人間が多い。見た目だけでの判断なので年下もいたのかもしれないが。とにかく年上の男性の率がかなり高い。

このブログをたまたま目にした電車内で人を押したり殴る蹴るしている方がいたらぜひコメントでどういう気持ちなのか教えてほしい。

 

ちなみに私は今のところそういうことをする人たちは、”家庭にも会社にもその他のコミュニティにも居場所がなく、成したいこともなく、稼ぎもたいしたことなく、せめて自分のことを何も知らない他人には偉そうに大きくみせて気を使ってもらいたい臆病で卑怯な悲しい人”だと思っている。

居場所や成したいことがある人はそれに支障がでたり傷がつく可能性があることなんてできないし、金を持っていたり会社でそれなりのポジションにいれば満員電車なんて乗る必要がないし、普段から誰かの気遣いに触れている人は赤の他人に気を使ってもらう必要がないし気を使えるものだから。

そして往々にしてそういう人は自分より強そうな人にはそういうことをしない。

たまに同じ車両になる私をがんがん押してくるおじさんがごつめの外国人の近くでは大人しかったのを見た時は呆れ通り越してお笑いであった。

恥ずかしくないのか。そう思いもしたが恥ずかしかったらやらないのだから恥ずかしくはないのだろう。

 

そういえば以前、混んでいて動線がごちゃごちゃになっている駅で歩いていると、自身の進路は絶対に譲らない猪おじさんが思いっきりぶつかってきた。斜め後ろからのアタックでこちらは避けようがなく、なんやねんと思ってそのおじさんを見たら目があった。目があったのが睨まれたと勘違いしてであろうおじさんが進行方向は違ったので通りすぎたはずなのにわざわざ戻ってきて後ろから押してきた。

目があっていたのでさすがに顔はわかるし振り返るとにやにやとこちらを見ていたので「押してきたけど何か用ですか?」と聞いた。

するとおじさんはにやにやしながら「押してないで~」と返してきた。元の顔なのかもしれないが変顔まじりでだ。本当に恥ずかしくないのだろうか。そして暇なのだろうか。

「いやいや押しましたよね、危ないですよ。」と言うと「なんや押してないわ、てかお前口臭いねん」と言い返された。自分よりもあきらかに年上のおじさんそれもスーツを着ていたので働いているであろうおじさんが小学生みたいな悪口を言い出して唖然とした。こちらももはやお笑いであった。明らかに煽って口喧嘩、さらには殴り合いの喧嘩を誘っているようにしか見えなかった。やはり暇でかまってほしいのだろう。話も通じないし私は暇ではなかったので大きなため息をついてその場を後にした。電車を1本逃したので私の負けである。

そのおじさんもどんな気持ちだったのか知りたいな。

 

そういう人たちの考えや気持ちが知りたいのと、そうでない人たちからこんなことあったよって経験談もらいたいなと思う。

 

まぁフォロワーもいない、面白くもないブログなんて誰も読まないから唯の壁打ちでしかないのだけれど。

 

私ももうおじさんに差し掛かるのでそうならないように気を付けたい。